四国の新幹線実現を目指して

様々な方の意見

今回の調査結果を御覧になった有識者などの御意見を紹介しています。

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高松丸亀町商店街振興組合理事長 古川 康造(ふるかわ こうぞう)
[経歴]
香川県高松市生まれ。立命館大学経営部卒業。平成9年に高松丸亀町商店街振興組合に入り、平成18年から現職。

丸亀町商店街では、商店街の再生のために、土地の所有権と利用権を分離するという、過去に前例のない非常に思い切った取組みを行った。

この取組みの直接のきっかけは、1988年の瀬戸大橋の開通であった。当時高松では、青年会議所を中心にこの橋の開通に向けて、高松に明日はあるのかという議論が巻き起こり、交通インフラの整備は劇的に地域社会を変化させる可能性があるということで、このような計画が出来るきっかけとなった。

大きな交通インフラの整備は、いかに早く手を上げるかということが非常に大切であって、本気で地域の街づくりを住民の皆さんが考える、最大のチャンスがきていると感じる。

しかも地域ごとではなく、四国が一体となってこれからの地域の街づくりを本気で考える最大のチャンスがやってきたということである。四国の将来に向けて、アクションを起こす時期だと考えている。ここで必要なのは民意であり、地域の人たちの熱い熱が必要である。

昔からよく「四国はひとつ」という一方で、「四国はひとつずつ」ということを言われてきた。新幹線の整備は、経済的効果、費用対効果はもちろんあるが、それ以上に、地域の人たちの繋がりや一致団結するというプラスアルファの大きな効果をもたらすと思っている。

四国がひとつになって新幹線の誘致に向けて一致団結をして、国に対して、もの申していく最大のチャンスだと思っている。早くアクションを起こすという意味で、シンポジウムや勉強会をどんどん開催し、機運を盛り上げていただきたい。

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