四国の新幹線実現を目指して

様々な方の意見

今回の調査結果を御覧になった有識者などの御意見を紹介しています。

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四国ツーリズム創造機構事業本部長 真鍋省二(まなべ しょうじ)
[経歴]
㈱ジェイティービー・中四国商企画販売部・販売企画課長、㈱JTB中国四国・
執行役員、四国営業部長兼高松支店長等を経て、2014年4月から現職。
四国ツーリズム創造機構の取組みについて

本機構の取組みついては、四国4県と民間企業が一体となって、広域連携で四国の観光を活性化するため、圏域にとらわれない一体的な観光づくりや訪日外国人客誘致、情報発信に取り組んでいる。

国内では、①JR・航空会社・旅行会社の全国キャンペーンの誘致、②東京・大阪・名古屋・福岡といった大都市圏での商談会開催、③四国霊場開創1200年連絡協議会の設立や広報PRなどの取組みを、また、訪日インバウンドは、海外に向け、①国際旅行博(香港ITE・シンガポールNATAS,タイTITF,台湾ITF)への出展、②四国インバウンドフェア(海外の旅行会社の招請ツアー及び四国の観光施設関係者との商談会開催)、③「ミシュラン・グリーンガイド・SHIKOKU(WEB版)」の公開などの取組みを行い、四国の認知度を高めて、四国外からの宿泊者数の拡大を目指し、地域経済の発展に寄与したいと考えている。

四国の宿泊の現状について

現在の四国内の宿泊状況として、観光目的の延べ宿泊者数は、約4,700千人泊。この数値は、全国(約229,900千人)と比べて、約2%。しかし、四国の観光施設数は、全国比で4%~5%と言われている。何とか四国の延べ宿泊者数の全国比2%を4%~5%にまで引き上げたいと考えており、その為にも、交流圏や交流人口の拡大が見込まれる「新幹線」は必要であると考えている。

大手旅行社の九州新幹線開業時の実績について

九州新幹線・開業時からの大手旅行社の個人旅行の実績を見ると、開業時に、JTBのパーソナル・個人商品の前年比は、関西発で142%、中部発で132%。同じく、日本旅行でも前年比は、関西発で100.1%、中部発で144%。その後の2年間も、ほぼ順調に伸びており、この実績数値からも、新幹線は必要と考える。

  

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